グウェントウィッチャーカードゲームのモンスター・スターターデッキ改良の一例を紹介しています。低コストで作れるデッキを中心に集めてみました。
「アラキスの群れ」を使用した昆虫食デッキ
リーダーアビリティ |
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アラキスの群れ |
必要紙片 |
3,310枚 |
公式サイトであげられているスターターデッキを改良した低コストデッキです。 少ない紙片でシンプル強い捕食デッキになるのが特徴。
【このデッキの強み1】
戦力値1のドローンをエンドレガの卵やリーダーアビリティなどで展開し、「グラスティーウォルプ」で捕食。
グラスティーウォルプは戦場にある戦力値1のユニットを全て捕食し、破壊されたユニット1体につき2ブーストを得る。
展開したドローン数の2倍の戦力値を得ることができるため非常に強力だ。
【このデッキの強み2】
「フライテナーの休眠」はアーティファクトだが、自軍ユニット3体が破壊されると戦力値12のユニットとして覚醒する。
しかも、覚醒したとき耐性持ちのユニットとなるため、リヴィアのゲラルトなど標的に取るような1発破壊カードで落とされにくいのも特徴だ。
フライテナーの休眠を場に出したら、ハーピーの卵やエンドレガの卵・エンシェントフォグレットなどの遺言ユニットを捕食してフライテナーを覚醒させよう。
フライテナーの休眠はなるべく1ラウンドか2ラウンドで使用したいカード。
ユニットとなり戦力値12の状態で墓地へ送ることができたら、オズレルで再利用可能だからだ。
【このデッキの強み3】
「アラキス・ベヒモス」はドローンを2体生成し、配置列の昆虫種に1ブーストを与える。エンドレガの卵で生まれた昆虫種と同じ列に配置してプレイすると、高い打点が期待できる。
ただし、グラスティーウォルプと同じラウンドで使用する際は注意が必要だ。ドローンをブーストしてしまうと、グラスティーウォルプがドローンを捕食できなくなってしまう。
参照:https://www.playgwent.com/ja/decks/guides/40990
「自然の力」を活用した万能型デッキ
リーダーアビリティ |
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自然の力 |
必要紙片 |
3,400枚 |
Team Aretuzaという公式大会出場・優勝者が複数加入する海外チームが考案したスターターデッキの改良版です。
【このデッキの強み1・効果を増す妖婆3体】
万能な対処が可能なウィスペス・ブリュエス・ヴィーヴィスが入っているのが特徴。この3枚は2020/2のアップデートでコストも1ずつ下げられて、より使いやすくなっている。
老婆3枚はいずれか2枚がプレイされるごとに効果を増すのが特徴だ。
例えばウィスペスは「敵軍ユニットに2ダメージを与える。」だけの能力だが、ウィスペスをプレイする前にブリュエスかヴィーヴィスをプレイしていた場合、2倍の4ダメージを与えることができる。ブリュエス・ヴィーヴィス両方プレイ済みなら3倍の6ダメージとなるのだ。
この効果はもちろんほかの妖婆にも適用される。ヴィーヴィスはほかの妖婆がプレイされるごとに4、6ブーストを与えることができ、ブリュエスは2、3体と捕食できるユニットの数を増やす。
このデッキには遺言ユニットがフォグレットのみであるため、まず最初にブリュエスをフォグレットの捕食で使用。その後ヴィーヴィスかウィスペスを使用するといった順番で展開するのが好ましい。
【このデッキの強み2・除去】
手札の枚数分ダメージが出せる「カルロ・ヴァリーズ」が採用されているのも、このデッキのポイントだ。敵軍の厄介なエンジンユニット・序盤で展開してきた高戦力値ユニットなどに使用することで相手の強い手を抑えることが期待できる。
また、スペシャルカード「切り裂き」が活用できるのもこのデッキの特徴だ。ドラウナーは成長ユニットだが、列移動も可能なため、出来る限り温存して切り裂きを決めるための相手ユニット移動手段として利用する。
厄介なユニットが出てきた場合、ドラウナーと切り裂きを併用して落とせるなら早めに切ってしまうのもいいだろう。
【このデッキの強み・フィニッシャーとなるリーダーアビリティ】
自然の力は手札のユニットに8ブーストできる強力なリーダーアビリティだ。なるべくなら3ラウンド終了間際に使いたいところ。
3ラウンドの最後にカードを出すのが自身の場合は、その最後の手札に使うのが理想的。後手を取れなかった場合は、少しでも除去される可能性を減らすために耐性持ちの「人狼・強」にブーストを使用するのも手だ。
「ヤスギスの果実」でシンプル強いビッグモンスター
リーダーアビリティ |
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ヤスギスの果実 |
必要紙片 |
5,300枚 |
GwentUpというデッキサイトで紹介されていたリーダーアビリティ「ヤスギスの果実」を使用したデッキ。
紙片5,300枚と少しコスト高めだが、コラスの熱波を「リヴィアのゲラルト」で代用することで生成コストを抑えられます。
イギャーン・ナグルファーを作るのにそれぞれ800紙片も要してしまいますが、モンスターデッキを使っていくならこの2枚は作っておいて損はないでしょう。
【このデッキの強み1・シンプル強い成長】
ネッカー・エンドレガの幼虫・ブルクサ・カタカンなど自身より戦力値の高いユニットがプレイされると1ブーストを得る成長ユニットが複数採用されている。
戦力値の低い順から場に出すだけで盤面を固められるのがシンプルで強いところだ。
【このデッキの強み2・ビッグモンスター】
イギャーンやプゴ・ブームブレイカーなど戦力値の高いゴールドをはじめ、氷の巨人やグリフィンといった高戦力値ブロンズも含まれている。
ヤスギスの果実を使用すれば、グリフィンはほぼノーリスクで8点出すことが可能。早めに出して墓地へ送れば、グールで再利用できて強い。
プゴ・ブームブレイカーも最初にヤスギスの果実を出した後プレイすれば、本来3点自陣へ与えてしまうはずの能力もほぼノーリスクで10点ユニットとして場に出せる。
イギャーンは可能な限り「ヴィーヴィス:呪術師」で捕食したいところだ。ヴィーヴィスがいない場合は早めに手札から出してしまうのも手。このユニットはアーマーを破壊されると自身も破壊されてしまうため、取り扱いには注意したい。
イギャーンを早めに墓地に送る・ヴィーヴィスで捕食することによって、オズレルで再利用が可能となるのも強力。