【2020年版】グウェントウィッチャーカードゲームのルールやカード・盤面の見方などグウェントの基礎を解説しています。ルールがいまいちわからない!といったときの参考にしてみてください。
グウェントのルール
盤面やカードの見方など、覚えることが多い上にルールがイマイチわからないことも多いグウェント。 まず、最初に覚えておきたいルールは以下の通りです。
- 3ラウンド制・2ラウンド先取で勝利
- 自ターン中に手札からカードを1枚プレイorパスを選択しなければならない
- 手札は最大10枚(デッキは最低25枚)
- 2ラウンド目以降は開始時に3枚カードを引ける・マリガンも可能
- 両プレイヤーがパスした時点でラウンドの最終スコアが決定
- スコアを多く獲得した者がそのラウンドに勝利する
グウェントのルールはPC・スマホ版共通です。
1試合3ラウンド制
グウェントは3ラウンド制のカードゲームです。
各プレイヤーは自分のターンが回ってくるごとにカードを1枚使用するか、パスをするか選択する必要があります。
先攻・後攻の決定
試合が始まる前に、自分と対戦相手どちらが先攻・後攻になるかランダムで決定します。
先攻となったプレイヤーのリーダーは試合開始前の最初の画面で、そのリーダー特有のセリフを発します。
マリガンについて
試合が始まると各プレイヤーはカードを10枚引き、マリガン(選んだ手札のカードをデッキのカードとランダムで交換)するかを選択します。
マリガンできる回数は先攻か後攻によって違い、先攻の場合は最大3枚・後攻の場合は最大2枚交換可能です。
マリガンは必ずしなければならない、といったことはありません。手札が良ければ全くしない・1枚だけ替えるといったこともできます。
2ラウンド目以降はデッキから3枚カードを引くことができます。
その際もマリガンが可能です。
また、手札の上限は10枚までというのがグウェントのルールです。
2ラウンド目以降にカードを3枚引いたとき、手札の合計枚数が11枚以上になってしまった場合は、引けなかったカード分をマリガン回数に加算することができます。
ラウンドの勝敗
ラウンドの勝敗は、各プレイヤーがパスした時点で盤面に残っているユニットの合計戦力値(スコア)で決定します。単純にスコアの高い方が勝者というルールです。
盤面の見方
ここでは少々複雑な盤面の見方を2つに分けて紹介します。
近接列・間接列・ストラタジェムについて
白字は自分のカードを置ける列、赤字は対戦相手のカードが配置される列です。
先攻となったプレイヤーの近接列には「戦術的優位」が配置されています。
戦術的優位は、好きなユニットに好きなタイミングで5ブーストできるカードです。
この戦術的優位はストラタジェムと呼ばれるもので、これ以外にもさまざまな種類の効果があります。
デッキ構築の際にほかの効果に変更することもできます。(ただし作成する必要があります)
盤面(戦場)には1列最大で9枚のカードしか置けないことにも注意しましょう。
1列9枚、2列合わせて18枚のカードが盤面に置かれている状態ではカードを設置することができません。次に使おうとしたカードを持って盤面を選択すると、そのカードは自動的に墓地へ送られてしまいます。
スコアやデッキの見方
見る場所が沢山ありますが、右側中央はターン終了・パスをするボタン、王冠のマークは獲得ラウンド数(1ラウンド獲得で王冠が半分できる)、自分・対戦相手のスコアです。右上と右下には現在の手札数が表示されています。
デッキの確認方法
手札数の右横にはデッキの残り枚数が表示されており、カードの裏表紙を選択することで自分のデッキのみ中身を確認することが可能です。
墓地の確認方法
手札のすぐ左には墓地のカード枚数が表示されており、ここを選択すると自分の墓地・相手の墓地が確認可能です。
リーダーアビリティのチャージ数
左上・左下にはリーダーがおり、そのすぐ横にはリーダーアビリティの残りチャージ数が表示されています。勢力「シンジケート」を使用している場合は、チャージ数の下に保有コイン数が常時表示されます。
降参の仕方
左側中央にはカードの使用履歴・降参ボタンなどがあります。(PC版の場合はこのボタンを左クリック)
ここを開くと最初にカードの使用履歴が表示され、ページを2つ進めることで降参ボタンが現れます。
降参ボタンを押した後、「はい」を選択すると敗北が決定しますが試合を即時終了させられます。
タウントのやり方
一番左上は対戦相手の名前と称号・一番左下は自分の名前と称号が表示されています。自分の名前横のフキダシを選択するとタウントができます。
リーダーアビリティについて
デッキを構築する際、必ず選ばなければならないのがリーダーです。
各勢力にリーダーは6人ずつ、全部で36人。リーダーアビリティには、その能力に応じた名前も付けられています。
※2019/10/2アップデートで、リーダーアビリティとリーダーのアバターが切り離されています。デッキを構築する際はリーダーアビリティから選択するようになりました。
試合時に表示されるリーダーのアバターも、報酬手帳で開放していればリーダーアビリティに関わらず勢力内で自由に選択できます。
デッキの構築コスト
デッキの構築コストは150+リーダーアビリティの構築コストボーナスとなります。
例)急所攻撃 150+構築コストボーナス14=164
封鎖 150+構築コストボーナス10=160
リーダーアビリティの詳細・効果などはこちらで紹介しています↓
リーダーの構築コストボーナスとアビリティ名
構築コストボーナスはCBで記載しています。2019/10/2アップデートでリーダーとリーダーアビリティが切り離されていますが、元はリーダーとアビリティはセットになっていました。
勢力 | 追加時期 | アビリティ名 | CB |
---|---|---|---|
モンスター |
初期リーダー | 鉄壁 | 16 |
アラキスの群れ | 16 | ||
自然の力 | 16 | ||
死の影 | 15 | ||
奪われし王座 | ヤスギスの果実 | 11 | |
紅き血の呪縛 | 血の匂い | 15 | |
2020年UD | 大いなる飢え | 14 | |
北方諸国 |
初期リーダー | 激情 | 15 |
貯蔵 | 17 | ||
動員 | 16 | ||
邪悪な刃 | 16 | ||
奪われし王座 | 王の激励 | 16 | |
紅き血の呪縛 | 挟撃 | 12 | |
2020年UD | 反乱 | 14 | |
ニルフガード |
初期リーダー | 戦略的撤退 | 15 |
名采配 | 16 | ||
帝国陣形 | 15 | ||
封鎖 | 10 | ||
奪われし王座 | 奴隷化 | 15 | |
紅き血の呪縛 | 懐柔 | 17 | |
2020年UD | ペテン師 | 14 | |
スコイア=テル |
初期リーダー | 奮起 | 16 |
急所攻撃 | 14 | ||
ゲリラ戦術 | 15 | ||
神秘の残響 | 12 | ||
奪われし王座 | 闇討ち | 15 | |
紅き血の呪縛 | 調和の呼び声 | 15 | |
2020年UD | マハカムの鍛冶場 | 16 | |
スケリッジ |
初期リーダー | 猛攻撃 | 16 |
風切連撃 | 15 | ||
再活性 | 14 | ||
献身的犠牲 | 16 | ||
奪われし王座 | 父殺しの憤怒 | 16 | |
紅き血の呪縛 | 熊の儀式 | 17 | |
2020年UD | 輝かしき栄光 | 16 | |
シンジケート |
ノヴィグラド | ジャックポット | 16 |
報酬 | 15 | ||
集会 | 16 | ||
横領 | 16 | ||
ワイルドカード | 13 | ||
UPD追加 | 巨富 | 16 | |
2020年UD | 隠し物資 | 15 |
リーダーの構築コストボーナスはアップデートによって頻繁に変更されます。
カードの種類・見方
カードは大きく分けてユニット・スペシャル・アーティファクトの3種類があります。ここでは、それぞれのカードの見方を紹介します。
ユニット
- カード左上のひし形の枠に書かれた数字はそのユニットの戦力値
- ひし形の色は勢力
- ひし形左上の色はカードのレアリティ
- 右下の数字はそのカードのコスト
ユニットは戦力値を持ったカードを指します。グウェントは盤面にあるユニットの合計戦力値で勝敗が決まるルールなので、ユニットを活かす・守るといった動きが重要となります。
スペシャル
- スペシャルは左上のひし形に炎マークが描かれている
スペシャルは使用すると、すぐに墓地に送られるカードです。濃霧・豪雨・氷霜などの天候、雷撃などのダメージを与えるカードがこれにあたります。
アーティファクト
- アーティファクトは左上のひし形に杯のマークがある
アーティファクトはユニットと同じく盤面に配置できますが、戦力値はありません。主に、配置したら即座に効果を発動して終わるアーティファクト・配置してターンを重ねるごとに効果を発動するアーティファクトの2種類あります。
各勢力のカラー
色 | 勢力 | |
---|---|---|
赤 | モンスター | |
青 | 北方諸国 | |
黒 | ニルフガード | |
緑 | スコイア=テル | |
紫 | スケリッジ | |
橙 | シンジケート | |
茶 | ニュートラル |
戦力値とコストの背景の色は勢力を表し、その勢力のデッキにしか使用できないことを表しています。ニュートラルはどの勢力でも使用できるカードです。
2勢力カードについて
色 | 勢力 | |
---|---|---|
橙/赤 | シンジケート・モンスター | |
橙/青 | シンジケート・北方諸国 | |
橙/黒 | シンジケート・ニルフガード | |
橙/緑 | シンジケート・スコイア=テル | |
橙/紫 | シンジケート・スケリッジ |
シンジケートが実装されてから「2勢力カード」も新たに追加されました。2勢力カードは2つの勢力で使用できるカードのことです。どの2勢力で使用できるかは、カード情報を見たときのカード名の背景カラーで示されており、ほとんどがシンジケート&それ以外の勢力の組み合わせとなっています。
カードのレアリティ・生成コスト
カードの左上、角の方に小さくカラーが付いていますが、これはカードのレアリティを表しています。紙片は各カードを生成するのに必要な数、星の粉はプレミア化するのに必要な数です。
種類 | 色 | レアリティ | 紙片 | 星の粉 | |
---|---|---|---|---|---|
ゴールド | 金 | レジェンダリー | 800 | 400 | |
紫 | エピック | 200 | 300 | ||
ブロンズ | 水色 | レア | 80 | 200 | |
グレー | コモン | 30 | 100 |
DLC「奪われし王座」のカードについて
追記:ios版のリリースに伴い、2019/10/28のアップデートで奪われし王座のカード生成コストは通常と同じになりました。
- 奪われし王座をプレイすることで入手可能なカード
- DLCを持っていなくても生成は可能
- 奪われし王座のプレミアカードはDLCプレイでしか入手できない
グウェントウィッチャーカードゲームには「ウィッチャーテイルズ 奪われし王座」というDLCがあります。
これはグウェントとは別のモードでプレイできるゲームです。戦闘などの際にはグウェントをプレイして、物語を進めて行く形となっています。
「ウィッチャーテイルズ 奪われし王座」を進めると、宝箱から特殊なカードを入手できます。
ここで入手したカードは、グウェントウィッチャーカードゲームにも反映されます。
奪われし王座のカードはDLCを持っていなくても生成することができます。ただし、動くカード(プレミア)はDLCをプレイして特定の宝箱を開けることでしか入手できません。
奪われし王座のカードと生成コスト
種類 | レアリティ | カード名 | 必要紙片 |
---|---|---|---|
ゴールド | レジェンダリー | リッピー・ガドムンド | 800 |
レイナード・オド | |||
ハッゲのイスベル | |||
デネルのアイク | |||
ガスコン | |||
エピック | 双斧のダグル | 200 | |
ベルハーヴェンのイヴォ | |||
グラスティーウォルフ | |||
カールドウェル伯爵 | |||
ザヴィエル・レメンス | |||
黒のレイラ | |||
トラヒャルン・ヴァル・ヴディフィ | |||
ギンピー・ガーヴィン | |||
ヴィレム王子 | |||
ブロンズ | レア | スパラ野良犬団 | 80 |
爆弾担ぎ |